地デジが見れる6種類のネットテレビとは？
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ネットで地デジってどうやったら見れるの？
テレビアンテナを利用せず、インターネット経由で地デジを受信する6つの方法をご紹介します。
「テレビにLANケーブルを接続すれば見れる？」と素朴な疑問を持たれるかもしれませんが、それは間違いです。ネットテレビは専用のサービスを利用しなければ見ることができません。
例えば動画配信サービスは動画を視聴するためのサービスであり、放送を視聴する技術と根本的に異なります。
だから動画配信サービスでテレビアンテナと同じように地デジを見ることはできないのです。
一方「地デジの見逃し配信」は放送後に動画として提供されているので動画配信サービスでも見ることができます。
このように放送と動画が根本的に違うことは押さえておきましょう。
放送と動画は別もの
ここからはテレビアンテナと同様に、放送中の地デジを視聴する6種類の方法をご紹介していきます。
6種類のネットテレビ
ネット経由の地デジサービスは、実際のところ「ネット回線にプランやオプションで追加」して利用できるものが大半で、「ひかりTV」だけは単独のサービスで利用できる特殊型となります。
ただし、いずれにしても、自宅の固定ネット回線が必ず必要となり、対応している回線しかサービスを利用できません。
（例えば「auひかりなら/NTTフレッツ光ならこのサービスを利用できる」といったかたちです）
モバイルルーターやスマホのテザリングでは利用できないのでご注意ください。
フレッツテレビ[フレッツ光回線に対応]
フレッツテレビとは、地デジやBS、スカパー(CS)をインターネット経由で見ることができるサービスです。NTTの全国回線なので信頼感が高く、対応エリアが広いのが特徴。
※1
地デジだけではなくBSデジタルや新4K8Kも視聴でき、CS(スカパー！)もアンテナなしでOK。スカパーは1番組から別途契約できるので「野球だけスカパーで見る」なんてこともできます。
視聴できる番組は「別記事：フレッツテレビを詳しく知る」で解説しています。
少し具体的に
フレッツテレビは、テレビ番組をアンテナを利用せず、インターネット越しに受信するサービスです。
これを実現するために、ネットワーク越しにテレビ番組を提供しているテレビ視聴サービス（スカパーJAST提供）を利用します。NTTがスカパーのサービスを担いでいるといえますね。
利用条件
フレッツテレビはフレッツ光のオプションとして提供されています。
フレッツ光を利用していなければ利用できませんし、単独で利用することもできません。
ですがフレッツ光の光コラボレーション回線を利用していれば、フレッツテレビと同等のサービスが利用できます。
具体的には、ドコモ光、Softbank光、OCN光、ビッグローブ光、@nifty光を利用していればオプションとしてフレッツテレビが利用できます。
この場合、名称はフレッツテレビではなく、ドコモ光テレビやsoftbank光テレビといった別名称になります。
光コラボレーションとはフレッツ光を別の事業者が再販しているものなので、オプションも然りという訳です。
＜テレビサービスは回線のオプション＞
テレビの接続はどうなる？
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テレビ本体にはアンテナの時と同じように「同軸ケーブル」を使います。
変わるのは同軸ケーブルの元ですね。電波で受信する場合ケーブルの先はアンテナでしたが、フレッツテレビの場合ケーブルの先はルーターです。
そう、だからルーターは同軸ケーブルに対応するモデルになりますね。
ですが増設ではないので別途機器を増やす必要がありません。だから、他のサービスと比べて機器構成がシンプルな点もフレッツテレビの特徴です。
テレビ周りがスッキリ！
料金はいくら？
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NTT東日本、西日本ともに月額825円(税込)です。※税抜750円
この基本料金で地デジ・BSが視聴できます。
他のネットテレビは専門chやVODがセットになっていますが、フレッツテレビは余計なサービスを付けていないのでシンプルに安いのが特徴です。
「とにかく地デジが見れればOK」という方の第一候補に最適。
とはいえ、フレッツ光一択でいくのではなく、次のフレッツ光コラボレーションも含めて検討することをお勧めします。
地デジだけならフレッツテレビ
フレッツテレビと同等のサービス
フレッツテレビはNTTのフレッツ光のオプションとして利用できますが、フレッツ光の光コラボレーションでも同等のサービスを利用できます。
光コラボレーションでは「ネットの速度と料金のコスパ」や、「プロバイダ費用がコミコミ」、「スマホとのセット割」など多数のメリットがあるため、光コラボレーションの方がお得に利用できるものです。
※最近の傾向では、企業などの法人の場合は「フレッツ光」を選択、個人利用の場合は「光コラボレーション」を選択する傾向にあるように思います。これは、求めるものが法人の場合はNTT直契約である信頼性、個人の場合はコスパであるためと考えています。
ソフトバンク光
フレッツテレビと同様、スカパーの「テレビ視聴サービス」を利用することにより、地上／BSデジタル放送が受信できるようになります。
月額利用料金もフレッツテレビと同様、月額825円です。
ソフトバンク光は、ソフトバンクのスマホが最大10回線までお得に使えるようになるので、ソフトバンクユーザーの方に向いています。
インターネット回線は最大1Gバイトまで利用できます。
初期費用もキャンペーン割引があるので、お得に始められますね。
ひかりTV[全国型]
ひかりTVはNTTぷららが提供するテレビの総合エンタメサービス。
地デジ・BSに合わせて専門チャンネルが80ch以上、12万本以上の動画、ミュージックやショッピングなどのサービスが利用できます。
セットプランなのでコスパ良くたくさんのコンテンツを利用できるのが最大の魅力。他のテレビサービスに比べたコスパは頭ひとつ抜けています。
視聴できる番組は「別記事：コスパNo1のひかりTV」で解説しています。
利用条件
ひかりTVは単体のサービスとして提供されています。フレッツテレビと違い光回線側のサービスではありません。
ただし、利用できる光回線に制限がある点は注意が必要！
【使える光回線】
- フレッツ光
- 光コラボレーション
- NURO光
テレビの接続はどうなる？
ひかりTV対応チューナーをレンタルし、ここからテレビにケーブルを接続するかたちとなります。
テレビ本体には「HDMIケーブル」を接続します。
ひかりTVの難点は接続できるテレビの台数が限られている点です。通常は1台のテレビしか接続することができず、2台目のテレビには契約を1つ追加する必要があります。(この場合チューナーレンタルは無料)
「Amazon Fire Stick」と「Fire TV版ひかりＴＶアプリ」を利用すれば2台目のテレビが追加契約なしで利用できますが、少し手間がかかってしまいます。
料金はいくら？
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地デジ・BSだけの場合は「基本放送プラン」、専門ch特化なら「テレビおすすプラン」、ビデオ特化なら「ビデオざんまいプラン」、両方見るなら「お値打ちプラン」と4つのプランから選択します。
フレッツテレビやケーブルテレビに比べてコンテンツ数に対する料金は非常に良いので「たくさんのコンテンツを見るならひかりTV」がベターです。
豆知識
ひかりTVではスマホやタブレットでも地デジの視聴ができます。
アプリは「ひかりＴＶどこでもLITE」で、「子供部屋用のテレビ」や「外出先のテレビ視聴」に利用できます。
たくさん見るならひかりTV
eo光[関西圏]
関西の光回線といえばeo光ですね！
eo光はネット回線とセットでテレビサービスを提供しており、地デジ、BSに加えてCSも視聴することができます。
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BSパススルー方式対応なのでテレビは何台でもOK。またテレビが4K・8Kチューナー内臓であればテレビケーブルをそのまま繋ぐだけでOK。便利なテレビサービスなのでファミリー家庭に向いています。
利用条件
eo光はネット回線プランに合わせて「テレビサービス」を提供しています。
だから「ネット + 電話 + テレビ」といったセットプランを選べばOKですね。。セットなので一連の契約で利用開始できるのが大きな利点です。
接続はどうなるの？
■宅外
宅外に「TV用ONU」を設置する必要があります。
※3
■宅内
チューナーを設置してテレビを接続します。
※テレビが4K・8Kに対応していればチューナー不要。
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※マンションの場合、チューナーなしのためには下記の条件をクリアしているか確認が必要です
【条件】
- 設備がパススルーに対応
- 地上デジタル、BSデジタルチューナー内蔵テレビ
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料金はいくら？
※3
下記4つのプランが用意されていて、視聴したい番組のバリエーションに合わせて選ぶことができます。
| eo光 [ テレビ＋ネット＋電話 ] | |
| テレビプラン | 月額料金 |
| スマートプレミアム91ch | 4,539円～ |
| スマートベーシック58ch | 3,239円～ |
| スマートコンパクト31ch | 3,515円～ |
| 地デジ・BSコース26ch | 3,239円～ |
これらは「ネット＋電話＋テレビ」のセット料金なので、他のネットサービスと比較してトータル費用を適度に安く利用できます。
関西で地デジが見れるサービスは複数あります。
- フレッツ光
- 光コラボレーション
- NURO光
- eo光
- ひかりTV
- J:COM
ケーブルテレビ(JCOM)はコスパの観点からは見劣りします。また、auひかり回線のテレビサービスは残念ながら地デジに対応していません。
関西ならベターな選択肢
コミュファ光[東海圏]
東海の光回線といえばコミュファ光ですね！
コミュファ光はネット回線とセットでテレビサービスを提供しており、地デジ、BSのほかにCSも視聴することができます。
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基本契約で地デジ・BSが視聴できます。
また、「音楽・アニメ」「ドラマ」「映画・ドキュメンタリー」の各コースからCSの専門chを視聴できるコースもあります。
利用条件
コミュファ光はネット回線のプランで「光テレビ」を提供しています。
だから「ネット + 電話 + テレビ」といったセットプランを選べばOKですね。セットなので一連の契約で利用開始できるのが大きな利点です。
接続はどうなるの？
コミュファ光ではテレビと回線終端装置を「同軸ケーブル」で接続します。
セットトップボックスなども不要、BSパススルー方式なのでテレビが何台増えても追加料金なしでOK。
※4
料金はいくら？
10G、5G、1Gから速度を選ぶことが出来ますが、普通にネットを使う程度であれば1Gを使う方が多いです。
より速い速度にする場合、活きてくるのは「複数の人が同時に通信する」か「大きな容量の通信を頻繁に行う」場合。該当する方は契約時から5G、10Gを検討するのが良いでしょう。ｌ
いずれもネット回線とセットなので比較的安く使えるのが嬉しいポイントです。
※4
東海で地デジが見れるサービスは複数あります。
- フレッツ光
- 光コラボレーション
- NURO光
- eo光
- ひかりTV
コミュファ光は人気で料金が安い。光コラボレーションと比較してもかなりお得な水準で利用できるため、東海では第一候補としても良いレベルです。
コミュファは安い！
BBIQ[九州圏]
BBIQはネット回線とセットでテレビサービスを提供しており、この中で地デジを視聴することができます。
※5
地デジ・BSだけ視聴できる27chプランから86chの豊富なコースまで、合計5つのプランが用意されています。
※5
接続はどうなるの？
BBIQでは、同軸ケーブルに対応した「V-ONU」を設置し、自宅のテレビと同軸ケーブルで接続します。
BSパススルー方式に対応しているため、2台目以降のテレビもOKです。
※5
自分の地域を探そう！
豆知識
全国規模の「auひかり回線」は残念ながら地デジを受信することができません。ご注意ください。
J:COM[全国型]
ケーブルテレビは文字通りケーブルを使ってテレビを受信するサービスです。有名どころはJ:COMですが、各地域ごとに指定されたケーブルテレビ会社があります。
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地デジだけではなく様々なCS番組もアンテナ不要で視聴できます。
ケーブルテレビ自体、元々テレビがメインのサービスで、時代の変化とともにインターネット回線もオプションとして提供してきた歴史があります。
詳細は「ケーブルテレビとは」で解説しています。
テレビとの接続は提供会社や視聴する番組によって様々。詳細は各会社のホームページで確認できます。
料金はいくら？
※6
例えばJCOMであれば上記のようなプランもありますが、ケーブルテレビ自体おおむね割高な料金設定のことが多い。
また社会の傾向としても光回線への移行が標準的で、実際のコスパ的にも光回線の方がおすすめできます。
テレビ専用サービス
エリア毎のサービス選択肢
「自分の地域だと、どのサービスが使えるの？」と疑問に感じるかと思いますので、以下の表を参考にしてください。
関西エリア
| 関西なら6種の選択肢がある | |
| 名称 | テレビサービスの概要 |
| ①フレッツ光 |
全国型の光回線 |
|
②各種光コラボレーション |
全国型の光回線 |
| ③NURO光 |
大都市で利用できる光回線 |
| ④eo光 |
関西圏の光回線 |
| ⑤ひかりTV |
テレビ単独のサービス |
| ⑥J:COM |
ケーブルテレビ |
ケーブルテレビは地域毎に様々な提供会社があり、下記から確認することができます。
関西のケーブルテレビ事業者[総務省]
まとめ
以上4種類のネットテレビをご紹介してきました。
地デジ放送の受信には専用のサービスを利用する必要があります。利用方法や現在のネット回線、お住いのエリアによって様々な方法がありますね！
詳細は各特集記事をご覧いただければ確認できますので、ぜひ参考にしてください。
※1 【出典：NTT東日本HP】
※2 【出典：ひかりTV公式HP】
※3 【出典：eo光公式HP】
※4 【出典：コミュファ光公式HP】
※5 【出典：BBIQ公式HP】
※6 【出典：JCOM公式HP】